遊行、西日本・九州の英語版観光サイト「西のゴールデンルート」運用を受託 ― Storeeelと組み"滞在時間"で誘客
yugyo to Operate the English-Language Tourism Site for West Japan — Winning on "Dwell Time" with Storeeel

「94%の空白」を、西日本の伸びしろに変える
訪日外国人、とりわけ欧米豪からの旅行者のおよそ80%は、東京から大阪・京都に至るいわゆる「ゴールデンルート」に集中しています。一方で、西日本・九州エリアを訪れる旅行者は全体のわずか5.8%ほど。裏を返せば、この地域には「94%超」という巨大な伸びしろが残されている、ということでもあります。
株式会社 遊行はこのたび、西日本・九州の20自治体が連携する英語版観光サイト「西のゴールデンルート(Japan West Golden Route)」の運用・保守等業務を受託しました。福岡市を事務局とする本事業で、私たちはサーバー保守・セキュリティといった基盤運用から、サイトのUX改善、AIO/SEO、記事制作フローの設計、そして各自治体との連携までを一気通貫で担っています。
欧米豪の「真のターゲット」に、情報を届ける
事業のスタート地点で見えてきたのは、シンプルで本質的な課題でした。英語サイトであるにもかかわらず、アクセスの約77%が日本国内から。つまり、本当に届けたい欧米豪の旅行者に、まだ情報が届ききっていない状態だったのです。そこで私たちは、サイト全293ページの裏側(構造化データ・メタ情報・多言語hreflang)を整え、検索エンジンとAIに「どこに何が書かれているか」を正確に伝える改修を進めています。生成AI検索時代を見据えたFAQ構造化データやllms.txtなど、AIに引用されやすい設計(AIO)へも作り替えています。
Storeeel社と組み、「滞在時間」を伸ばす仕組み
本事業の大きな特徴が、株式会社Storeeelとの提携です。Storeeelは、InstagramのリールやストーリーのようなUIをWebサイトに埋め込めるツール。縦型の動画・画像を「つい次も見てしまう」流れで見せることで、テキスト中心だったページに没入して滞在する体験のレイヤーを重ねられます。私たちは、絶景・祭り・食といった西日本の魅力を最も伝わる順番で並べ、一つひとつに「下関の絶景スポットを見る」「別府の温泉を予約する」といった具体的な次の一歩(CTA)を接続しています。
運用開始からの手応え
Storeeelを導入して以降、サイトの平均滞在時間は導入前の約30秒から約47秒へと、およそ1.5倍に伸長しています。検索まわりでも、4〜5月にかけて下降していた流入が、6月の改修を境に反転し、微増へと転じ始めました。まだ運用開始から1〜2ヶ月。数字が本格的に表れるのはこれからですが、「滞在時間を伸ばす」という私たちの仮説は、初期段階から確かな手応えとして現れています。今年度は今後、モデルルートやブランディングコンテンツの再設計、海外クリエイターによる現地取材記事の拡充、そして自治体(本年度は柳川市が加わり、計20自治体に)との連携強化を進めてまいります。
これからも、「本当に行きたくなる」西日本を。
遊行は、デジタルノマド誘致で培った欧米豪マーケティングの知見を、地域の観光・関係人口づくりへと接続してきました。西のゴールデンルートでも、ただ流入を増やすのではなく、「その土地で自分らしく過ごす時間」を思い描けるサイトへ。Webマーケティングのノウハウを尽くして、西日本・九州の魅力を世界に届けていきます。
